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              音と振動

              振動するところに音がある

              太鼓を叩くと音が出ます。これは、太鼓の振動が周囲の空気を震わせ音波となって伝搬するからです。

              自動車も同じく、各部位の振動が音になって伝わります。例えばエンジン音は、燃焼エネルギーが周期的に変動することによって生じる振動が根源です。ブレーキを踏むと、回生トルクの振動により回生音が生じます。ワイパーやエアコンの作動音、ドアの開閉音、走行時の風切り音など、あらゆる音は振動がもとになっているのです。 ちなみに、振動が物質を通じて伝わる音を「固体伝播音」、空気を通じて耳に届く音を「空気伝播音」といいます。

              振動と特性
              音の特性

              音には高低がある

              1秒間に振動する回数を振動数といい、周波数「Hz(ヘルツ)」で表されます。この周波数が小さいと低い音に、大きくなるにつれ高い音として人の耳に聞こえます。 自動車の音でいえば、エンジンのこもり音は約20Hz~200Hzですが、車内に透過したエンジン音は約200Hz~10kHz(10,000Hz)になります。このほか、路面を走るときに生じるロードノイズは約100Hz~1kHz(1,000Hz)、走行中の風切り音は約900Hz~10kHzなど、それぞれが発する音には高低があり、制振材や遮音材、吸音材といった振動や音を抑える製品を使い分けることで騒音を静めています。

              振動や音を抑える製品

              制振材

              制振材

              振動を抑えることで音が生じるのを抑える製品です。
              200~1,000Hz(1kHz)の固体伝播音に効果があります。

              遮音材

              遮音材

              音波が伝わらないよう、音を遮蔽するための製品です。400Hz以上の空気伝播音に有効とされます。

              防音は音と振動を防ぐことである

              吸音材

              振動エネルギーを熱エネルギーに転換させることで音を吸収する製品。1,000Hz以上の帯域で効果を発揮します

              超軽量防音システム部品「RIETER ULTRA LIGHT?」

              「リエタ?ウルトラライト」は、新コンセプトのもとに音響機能を「遮音」から「吸音」に置き換えることで、音響性能の低下をまねくことなく30~60%という大幅な軽量化を実現した革新的な防音材です。エンジンルームから車室内、トランクルームまで車両トータルの防音システムの展開がはかれます。また、大幅な軽量化による組み付け性の向上や、熱可塑フェルト材料を使用した複層構造の採用により、ホルムアルデヒドフリーやリサイクル性も大きく向上しています。

              振動と特性

              防音ってなに?

              音と振動を防ぐ

              防音の3つの要素